
- 膝が痛くて病院でヒアルロン酸注射を受けたけど、ヒアルロン酸注射って何?効果はあるの?
- 注射は痛いし副作用も怖くて不安なの。
- ヒアルロン酸注射を受け続けているけど大丈夫?
- 手術しか無いのかなぁ...。
本記事の内容
1.ヒアルロン酸注射とは
2.ヒアルロン酸注射の副作用は
3.ヒアルロン酸注射が効かない場合どうする
この記事を書いている私は、愛知県弥富市で膝関節股関節専門みずはる接骨院の水野です。
柔道整復師(国家資格)として、病院に7年間勤務し、医師と患者さんのリアルな現場を見てきました。
現在は院長として、問診、施術、電話対応や掃除まですべて1人で行っています。
愛知岐阜三重だけでなく、長野・滋賀・新潟からも来て頂いています。
一緒に勉強していきましょう。
レッツゴー!
この記事の目次
ひざの痛みにヒアルロン酸注射【効果・副作用・効かない場合を解説】
1.ヒアルロン酸注射とは
1.ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射の効果は、主に関節軟骨の保護、鎮痛作用があります。
元々、関節内には滑液(いわゆる水)が2cc程あります。その滑液の中にヒアルロン酸という成分が含まれているんです。
ヒアルロン酸には、軟骨を保護するクッションの役割や関節の滑りをよくする潤滑油のような役割、痛みの軽減などの効果があります。
どの関節にもある滑液(ヒアルオン酸を含む)ですが年齢とともに少なくなります。クッションや潤滑油の役割を持つ滑液が少なくなれば、軟骨に負担がかかります。すり減り易くなり変形が進んでしまいます。
膝が痛い方の治療はヒアルロン酸注射を補充するのが病院の保存治療では一般的です。病院で治療を受けた事がある方なら、1度は経験しているんじゃないでしょうか。
私は病院に勤務していた頃、両膝に通算100本以上打っていると自慢?している患者さんもいました。病院では一般的な保存治療になります。
患者さんの話を聞くと、「説明されずいきなり注射を打たれた」とか、「なにか分からないけど入れられた」とか、患者さんによってはヒアルロン酸注射に対して不安を訴える方もいるのが事実です。
話を戻しますよ。
ヒアルロン酸注射はですね、関節軟骨の保護・鎮痛作用があります。軟骨のすり減りを少しでも緩やかにする目的で打つんです。
患者さんによって効果は違います。
・ヒアルロン酸注射で楽になる方もいます。
・数日は楽になるけど痛みが戻る方もいます。
・以前は効いたけど今回は効かなかったという方もいます。
効果はひとそれぞれです。
理解して頂けましたでしょうか?
次、行きます。
2.ヒアルロン酸注射の副作用は
気になるのは副作用だと思いますが、ヒアルロン酸注射に関しては重大な副作用は少ないようです。
副作用として、過敏症・蕁麻疹・発疹・そう痒感・浮腫、投与関節疼痛、一過性投与関節疼痛、投与関節腫脹などがあります。
重大な副作用としてショック症状があります。
注射をすることで、関節内に細菌が入って化膿性膝関節炎になる可能性もあります。
なので、注射をした日は「湯船に入らないでね」と指導される病院もありますよね。
患者さんの中には注射は痛いから嫌だから病院に行きたくない。副作用が心配と言われる方がいます。
卵を食べて元気になる人がいれば、アレルギーが出る人もいます。
薬や注射でもやはり副作用が出る方がいます。
ヒアロン酸注射に関しては重大な副作用は少ないので、そこまで心配をしなくてもいいと思います。
心配な方は、病院の先生に相談してください。しっかり説明してくれる先生はいい先生です。質問するとムッとする先生も確かにいますが、そんな先生は....。
患者さんの一番の問題は効くか効かないかだと思いますので、切り替えて
次、行ってみましょう!
3.ヒアルロン酸注射が効かない場合どうする
ヒアルロン酸注射が効いて痛みが軽減していれば問題ありませんが、注射を受けても全然効かないという方が多いのも事実です。
ヒアルロン酸注射が効かないのであれば他の治療を考えるべきです
当院に来る患者さんの多くが、ヒアルロン酸注射が効かず病院を転々とされてから来られます。
注射が効かないなら、手術しか無いのか? もうこのまま一生痛みと付き合っていくのかと不安になるかも知れませんが、まだ諦めないでください。
なぜ効かないのかを解説していきます。
関節内の組織(軟骨・半月板など)に膝の痛みの原因がある場合、ヒアルロン酸注射をうつことで何かしらの効果があらわれます。
しかし、関節外の組織に膝の痛みの原因がある場合は効きません。
関節外の組織で考えられるのが、筋肉や筋膜、脂肪体、腱、靭帯、膝蓋上嚢など他にも考えられます。
関節外の問題なのでいくら関節内に注射を打ち続けても痛みが軽減することはありません。
変形や軟骨など関節内だけに目を向ける治療を捨て、関節外の組織にも目を向ける施術をすることで、ヒアルロン酸注射が効かない方でも改善する事は十分可能です。
もしヒアルロン酸注射を受け続けているのに効果がない場合は、そのまま打ち続けるのではなく、主治医と相談してみてください。
主治医の先生に聞きにくければ、私に相談してください。
【変形性ひざ関節症】ウォーキングで膝の痛みが改善するのか?
ウォーキングを頑張っているのに膝の痛みが改善しない方は、こちらのブログも是非読んで勉強してみてください。

どうぞ。
「ひざが痛いのにウォーキングをした方が良いのかなぁ?
病院や家族には歩かないと歩けなくなるよって言われるけど痛いから歩きたくない。
本当に歩かないと駄目なの?
どうしたら良いか分からず不安な毎日なんです教えてください。」
こういったお悩みに答えていきます。
膝の痛みでお困りの方は
下の記事も是非読んで下さい。
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